私は30年余りヴォーカルを指導してきましたが、一番身につけてもらいたいと願っていることがあります。それは「響きのある深い魅力ある声が発声出来るようになってほしい」ということです。
歌う楽器になって欲しいのです。
例えば、楽器作りの職人が楽器に求めるのはまず「音色」です。
そして、演奏者はその楽器の音色を最大にひきだせるよう、全身の筋肉を使います。
楽器演奏も究極は筋肉のコントロールです。スポーツとよく似てます。
楽器の音色、自分の表現したい音に柔軟に素早く対応できるよう、筋肉のコントロールを習得します。
ではヴォーカリストはどうでしょう?
自身の身体が楽器となり音楽を、音色を、表現します。
音楽をする限り人間も「楽器」ととらえるべきだと考えます。
自分の思い通りの声色、表現をするためには「ヴォイストレーニング」が大切な訓練となります
ヴォイストレーニングは声作りではなく、その人が持っている一番魅力のある声を引っ張り出すことです。同時に更に出しやすくするために発声・呼吸のための筋肉を鍛え、コントロールすることを身に着けて頂きます。勿論、それに加えリズムトレーニング、メンタルトレーニング、等々は必要です。
“一万円の楽器より百万円の楽器で演奏する”、
確かに技術のない人間が百万の楽器を演奏しても
同じ技術の持っている人が演奏すれば、大きく違うのは想像できると思います。
ヴォイストレーニングは、そんな身体作りも一つの目的です。
自分の声が身体全体から響き発声されてると思い込み歌ってみて下さい。
時間はかかりますが続ければ必ず効果が表れます。
強いイメージは身体の各筋肉の複雑なコントロールを可能にする力を持っています。
短時間でマスターしたいなら、やはり貴方にとって適切なボイストレーニングが必要です。
人によって、理屈が分からないとやりにくいって方もおられるだろうと思います。
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